今週木曜日から始まる上松茂世子さんの展示会について、のお知らせです。
上松茂世子 シルク&ホームスパン
2010,12,16(木)〜12,23(木)11:00〜18:00
ホームスパンっていう言葉はよくきくけれど、なんのことやろ?と思っている方も多いと思います。
ホームスパンとは、『家庭で紡がれた』という意味で、スコットランドより伝わる手紡織の純正自家製ツィードの総称なのだそうです。
毛織物の中でも最も古く、原始的な技法で、羊の毛を染めて、絵の具のように数種類の色を混ぜ合わせて、深みのある色合いをだし、その混毛を糸車で手紡ぎして、毛糸をつくります。
その毛糸を、織り機でトントン織りあげて生地にしていく。。。
おしみない手間と時間をかけられて出来上がっているんですね。
手紡ぎの糸には、手のムラがでるので、そのムラの中に空気が含まれて、暖かくて柔らかい肌ざわり。そのうえ手織りですから、暖かさは抜群ですし風合いもよいのです。
上松茂世子さんは、岡山在住。長年、染織工芸をされていらっしゃる方です。
今回は、ホームスパンのマフラーやショールと、シルクで織られたものも届きます。
原毛でつくられたフリースドッグもいますよ。
もうすぐクリスマス、、、気持ちも暖かくなっていただけたらうれしいです。
初日と最終日、茂世子さんがいらっしゃいます。
わん。