前回オーダーしたシャツをぱりっと着こなしていらして下さった方、今回新たにご注文くださった方、みなさま、オーダーというかたちを楽しんでくださっていて、うれしい出会いの場となれたことがしあわせです。
出来上がりがまた楽しみですね。次回受注会は来年秋頃を予定しています。
明日からゴールデンウィーク。made in westフェアは引き続き5月10日までです。4日の水曜日も休まずオープンしますので、ぜひお越しください。
今日はmade in westのラインナップの中から、日本の製造業が磨き上げてきた高い技術をつないで、新たなプロダクトを生み出していくブランド、yesさんの商品をご紹介したいと思います。
SUKI-TSUGI TOTE BAG
SUKI-TSUGI TOTE + CLUTCH BAG
スキツギとは、革のつなぎ目同士を削ぎ落とし、フラットな状態につなぎ合わせる技術。
この技術をアレンジして、二次元的に革パーツをつなぎ合わせて出来上がったレザーシートを使用したのがこのスキツギシリーズです。部位によって変化する革の表情、また独特なしなやかさと軽さを生かしたトートバッグやショルダー、クラッチバッグまで、幅広いラインナップが揃っています。また、内生地には、かつて足袋の底布として使われていた「雲斎織り」を復活させた「壱等雲斎」使用しています。(こちらはサンプル展示、受注製となります。)
SQUARE SHOULDER BAG 2PIECE
SQUARE ROUND WALLET
KEY CAP & KARABINER
スクエアパーツシリーズは、栃木レザー社製の植物タンニンなめしレザーを使用しています。その革の特徴を最大限に生かし、一枚の革を余すことなく使い切るために分割し、再び一枚一枚パズルのように組み替えながらつなぎ合わせてデザインしています。革本来の表情を生かした、全てが一点ものもプロダクトです。
COTTON DUCK CARRY BAG
COTTON DUCK TOTE
通常は工業用として船の幌などに使われる一号帆布を、岡山の老舗メーカーと共にファブリックやアパレル用素材として開発したオリジナルのコットンダック。丈夫でしなやかな素材を生かし、大型のバッグに仕上げました。
糸には手触り、強度、発色性に優れた極太の日本糸を採用し、厚みを残しつつ柔軟な素材にするために、極限まで糸の打ち込みを粗くし軽量化に成功しました。
昔ながらのシャトル織機を使用しており、一日に約20mしか織り上げる事ができませんが、量産できる布とは違う手織りに近い自然なふくらみと、あたたかみのある素材感が生まれます。
どのシリーズも、yesのみなさんの素材への愛を感じます。
最後にこちらの動画をぜひ。丁寧なお仕事に心惹かれます。