2016/04/20

made in west.

今週末から、holo shirts.受注会とあわせてmade in west フェアをひらきます。

「made in west」は、大量生産ではないけれど、丁寧でこだわりのある製品づくりをしている関西の企業と、
クリエイターが一緒になってスタートさせたブランドです。
リュックサックにトートバッグ、革製品も大きなものから小さなものまでありますし、
気持ちのいい靴下やタオルなども充実しています。今日はその中から何点かご紹介したいと思います。


デイバッグ
長年の登山経験から生まれた“背負い心地”は、全国のクライマーからの信頼も厚く、
エベレストに挑む登山隊の特注ザックから、ハイキングリュックまで、
日本人の体型にあった様々なザックを作り続けている「神戸ザック」の made in westモデルです。
縦長のフォルムで、底マチをななめにすることにより、背負ったときに、重心が上に来るように考えられています。
たくさん荷物を入れても重みを感じず、胴背部分の立体裁断が、フィット感と安定感をもたらします。
長時間背負ってこそ実感できる、抜群の“背負い心地の良さ”は、20代の頃から山岳クラブに所属し、 登山とザックづくりに夢中になっていた「神戸ザック」創業者の星加弘之(ほしか ひろゆき)さんが、山で培ってきた経験とノウハウによって、形作られたもの。ディテールのいたるところに、登山に挑むすべての人々への気持ちが伝わる仕事です。



YETIザック

もともとは登山用に開発されたザックを、タウンユースとして、ユニセックスで違和感なく使えるデザインにアレンジした「YETIザック」は「神戸ザック」と made in westが共同開発した第二弾のモデルです。
「神戸ザック」独自の構造はそのままに、登山用に装備された付属のパーツを減らし、普段使いにも便利なディテールだけを残して、全体をコンパクトにリサイズしました。ボディの素材は、セルスパンナイロン。強度と軽量性に優れ、使い込むほどにやわらく味がでてくるビンテージライクな風合いが特徴で、経年変化でアメ色に変わっていくベルトのヌメ革との相性も◎です。


フレンチリネンソックス

リネン独特のしなやかさと風合いをそこなわないように、紡ぐ前に先染めした糸を、ざっくりと緩く編みあげたリブソックスです。 リネンは、繊維に空洞があることにより、水分を素早く吸収・発散し、天然素材の中でも、通気性と熱の吸収に最も優れているといわれます。シャリ感のある冷やっとした肌あたりが、素足に気持ちのいい履き心地。良質なリネン特有のハリと自然な光沢で、清潔感のある足元に。ホワイト、ライトグレー、杢調のインディゴ、ブラックの4色で展開。 
自然素材の特性に合わせたニッティングの高い技術をもつ、奈良県広陵町の「ヤマヤ株式会社」の工場で、ひとつひとつの工程を丁寧に仕上げた靴下です。





オーガニックコットンソックス

こちらも、ヤマヤ株式会社で製造しているオーガニックコットンを糸染めしたゴム無しソックス。 5年目となる今年は、アイスラベンダー、アイスカカオ、サックスブルーの3色が加わりました。 定番のイエローと合わせて、アイスのようなペールトーンの展開です。 以前より展開中の、レッド、ブルー、素材の色そのままの緑綿(生成り)や、植物染料で染めた五倍子(チャコール)も並びます。


泉州タオルのタオルケット

変則的な2.5重の特殊ガーゼ織りにによって、ふわっと軽く、優れた吸水性と速乾性を持つ、真っ白なタオルです。
サイズは、一般的なバスタオルよりひとまわり大きいLサイズと、腰にまいたり、旅行用に便利なMサイズの2パターンをご用意。
髪を急いでタオルドライする時や、こどもの体をふく時にも、とても軽くて乾きが早いので、ささっと使え、部屋干ししても、じめつかないのが魅力。
また、Lサイズは、バスタオルとしてだけでなく、夏場に軽く羽織るタオルケットがわりなど、いろんな用途で使えます。
大阪南部・泉州では、明治20年に手動式の織機が開発されて以来、製造工程や原料にこだわったタオルが、今もなお作り続けられています。泉州タオルの特徴である、清潔でやわらかな肌触りは、織った後で洗いをかける「さらし」という伝統の工程によるもの。その特性を活かし、新たな品質を生み出すことに取り組んでいた、創業100年を超える老舗の神藤タオル株式会社を率いる若き社長の神藤貴志さんの開発によって、2.5重タオルがmade in westで初めて製品化されました。


今日はここまで。
どれも誠実さを感じるものづくりばかりですね。
ぜひ、実際に手に取ってお試しください。

以上、九州におもいを馳せつつお届けしました。
がんばってお仕事して、少しでもみなさんの力になりたいです。