木曜市でおかいもの。野菜や新そば粉、お漬け物、パンに干物。いも天、焼き鳥のつまみ食い。
露天のおばちゃんらのまっこと優しいこと。
雨風食堂さんでお昼ごはんも堪能しました。丁寧なお味、心地いい空間。元気出る出る!
高知には、ごはん屋さんもカフェも、お店も、一日ではまわりきれないほど、行きたいお店がたくさんあります。
ちんちん電車が走る風景も、まちの空気も好き。なにより高知の人が大好き。みんな優しく、個性的で楽しい人ばっかり。
帰るその瞬間から、また行きたい場所です。
こうやって高知に通ううちに、おしごととしてつながったお店があります。
bon coin フランスものの古道具屋。
あの細長い三角の小さなお店。大好きな場所。
はじめてボンコアンの松村さんと出会った日のことを、今でも鮮明に覚えています。
子連れの大人数で押し掛けた私たちを、それはそれはあたたかく受け入れてくれてうれしかった。
あの日以来、松村さんは私の憧れ。
きっと、とてもタイミングがよかったから実現できたことと思いますが、その翌年と2年後に、2回もbon coin展を、しかもなちおさんと一緒にできたことは、この上ない幸せな思い出です。
松村さんが天国へ旅立って3年。
今でもbon coinはかわらない空気感のまま高知にあります。それはすごくうれしいこと。
熱く長々と書いてしまいました。
というのも、今、店に並んでるかばんとカレンダーが、ボンコアンの歴代お店番おふたりによるものだから。
それを一緒に並べる事ができたからうれしいのです。
松村さんありがとう。つなげてくださったご縁に心から感謝しています。
かばんは今もボンコアンのお店番をしている岡林尚子さんのもの。
新しい布でつくったものもありますが、ほとんどが古い生地をつかったものです。長く使い込まれ、やわらかくなった麻布。ほつれや穴さえも愛おしそうにかがられて、一針一針手で縫われています。
ニシニシではもうお馴染みですね。3年目の今年のものはなんだか大人っぽい雰囲気。
こちらもひとつひとつ手張りでつくられております。
一日のはじまりに、まりこさんが頬をゆるめてくれます。
ちなみに今日、11月24日は鰹節の日。だそうです。高知っぽい。
写真は来年の1月19日。のど自慢の日、だそうです。ジャニスジョップリンは冬生まれなんですね。
古き良き日本を感じるから惹かれるのかもしれません。
あぁ、大好きなふたりに、またあいたくなりました。
あさって26日よりアトリエマニスさんの展示ですが、土間の方には常のものを並べます。尚子さんのかばん、まりこさんのカレンダーも、あわせてごゆっくりご覧いただけるとうれしいです。