仁城さんの展示にいらしてくださったみなさま、ありがとうございました。
今頃〜。。。すみません。。
無駄のない仁城さんのお仕事ぶりに、今年も心底尊敬しました。
1月から6月までに木取りから木地づくりまでを、7、8、9月で塗りの作業。10月から12月のあいだに展示会をして販売する。一から十まで単純で明確。わかりやすいお仕事の流れ。店にいて話をきいていても、もくもくと轆轤をまわす、仁城さんと逸景君の姿が目に浮かびます。
仁城さんが、昔あるギャラリーの方に言われた言葉を教えて下さいました。
「落ち葉のようなものをつくりなさい。落ち葉は、一枚でも美しく、たくさん折り重なってもまた美しい。」
道々の落ち葉のように、器も、暮らしの中で当たり前のようにそこにあって欲しい。
ひとつでも、たくさんでも、うるさくないものをつくりたい。
ひとつでも、たくさんでも、うるさくないもの。
今回もまた、毎日使って下さっているみなさんがたくさんいらして下さったことが、仁城さんの器のよさを物語っていると感じました。使う瞬間から価値が下がるもので溢れる今の時代に、やっぱり仁城さんはいい。と言って下さる方がたくさんいらっしゃることに、共感できることに幸せを感じます。
本当にありがとうございました。
塗り直しをして欲しいという方は、来年の7月から7月20日頃までにこちらに持って来て下さい。
出来上がりは10月頃とお預かりする期間が最短になるこの時期に、毎年まとめてお願いしています。
費用は1,000円から2,000円を目安になさって下さい。
ということで、大事にしすぎてしまい込まずに、毎日毎日使って下さいね。