2018/06/08

scene 小原聖子+奥田早織

梅雨らしい雲が広がっています。
梅仕事の季節ですね。色づいた梅が出回りはじめたので、私もそろそろ。。

6月の展示は後半に。
NISHINISHIでははじめてのご紹介となる小原聖子さんと奥田早織さん。
金属と布。相反する素材を扱いながらもどこか似ているおふたりの、ドキドキするお品が並びます。


scene  小原聖子 + 奥田早織  


2018.6月23日(土)  -  7月1日(日)


作家在店日23日(土)・24日(日)

27日(水)定休日


ズキュンと胸を射抜かれたような衝撃。おふたりの作品を表現するならそんな感じ。
このときめきは遥か古代の気配を感じるからなのでしょうか。
瞬時に高揚する心。キラキラしたこどもの目にもどるのがわかる。
金属と布、相反する素材を扱うおふたりですが、その審美眼が生みだすものたちは、とても相性が良く、どことなく似ているように感じます。
コラボ作品はオブジェを中心に。小原聖子さんは真鍮のピアスやブローチ、オブジェなど。
奥田早織さんは定番のワークエプロンやパンツ、トップスなどのオーダーも承ります。







小原さんのつくる真鍮のピアスやブローチ、オブジェ。
あのはじめて見たときの胸の高鳴り!忘れられません。
一言で好きと言えばそれまでなんだけど、何か、自分の中にある根っこを呼び起こされるような感じがしました。こどもの頃からずっと大切に持っていた宝物のように愛おしいんだけれど、新鮮。ずっと探していた宝箱を見つけて、その中から好きなものを探し出すようなときめき!
そういうものに出会うとうれしいですよね。

奥田早織さんの作品にはじめて出会ったのは「アラハバキ」私の姉の店です。
オープン間も無くまだ真新しい白い壁に、古布でつくったストールがぺろっとかけてあるだけだったのですが、その存在感にグッときました。
古い生地が持つ力をうまく消化して、早織さんらしいものに生まれ変わっている。
やっぱり新鮮に感じて心ときめいたのでした。好きなものを眺めるうちに、自然と生まれ出るものなのかな?もちろん細部まで考えられているとは思うけれど、なんだか軽やかで素敵なんです。自由で楽しい服、かばん、オブジェ、なんだか不思議なもの?
こちらもまたときめきが止まらないのであります。

なんて、、、とても抽象的なことしか言えませんが、とにかく魅力溢れる作品の数々を、NISHINISHIにいらしてくださるみなさまと共感したいです。ぜひぜひ、実際にみて、試していただきたいと思っています。