2011/06/02

大谷房子さん。

次回展示のご案内です。


大谷房子 綿のストール
2011,6,23(木)〜6,28(火)

大谷さんの第一印象は、静かでやわらかでした。つくったものには、その人がそのまま感じられる。
ことばで説明するより、まず見て欲しい、巻いてみて欲しい。そんなストールが届きます。


大谷さんのブログから→こちら
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染めること、求めているのは色。
植物となれば、できる限り活用したい。
色を持たないのであれば無理をさせない。
何色も出せる科学の力も使う。
イイトコドリ。

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「何で織りをしようと思ったのか」
今、考えると自分にしかできないものをつくりたかった。
だから職人にも憧れた。
分業ではない沖縄の染織に惹かれた。
目標が見つかれば、いのししのように進むのみ。
次第にその世界に入ってみてわかったこと。
技を極めるということよりも日々の暮らしの中にあるものをつくりたい。
自分でわかるまで苦しんだ。
そんなときもあったから今がある。
足りないものもあるけれど、
機織りができることって幸せだと思う